電影革命をみて~電子マーケティング時代の極み

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さっきNHKスペシャル
電影革命をみて~電子マーケティング時代の極み


シリーズ:チャイナパワー「電影革命の衝撃」をつけっぱにしていたら

久々にデイヴィッドライアン著『監視社会』を思い出した汗
電影革命をみて~電子マーケティング時代の極み



この本は、従来の国家権力による中央集権的監視「ビッグブラザー」から
企業による監視「アセンブラージュ型」への移行について書かれていた。
例えば、カード支払いの消費者の購買や性別などを企業が蓄積し
最適な消費行動を選択させるために、監視する・・・

この本を読んだ3年前は、グーグルの話題が大きく
その中でたまたま見つけた本キラキラ

そのことを、なぜ今回思い出したかというと・・・涙

今回のNHKスペシャルは映画のことで
映画館で鑑賞したカードメンバーの
鑑賞作品、席、鑑賞した時間などを蓄積し
そこから、どんな需要があるのかを分析するキラキラ
そしてそれをもとに作品をつくる力こぶ

この部分がまさしくびっくりアセンブラージュのいきつく先だと思ったから汗

アセンブラージュ型の社会では
個人の好みも実は限られたものなるのでははてな
と疑問に思っていたガーン

なぜなら最適な広告でその人の好みにあった作品を
消費者に簡単に示すからキラキラ
見方を変えれば、消費者は自分の興味のない物バイバイ
目がふれる機会が少なくなり、自分の好みだけしか知らなくなる気がする涙
それって成長しないってことなんじゃないかなと思うひみつ


そんな疑問を今回のNスペ「電影革命」で再び思い出したし
さらに先まで行く可能性があるのを知ったボム


まさか需要に適する作品しかつくらなくするとは・・・びっくり


いや、もちろん需要は大切だ


どっかの空港みたく需要見通しを甘くみるよりはいいことだが・・・汗


番組中中国の映画関係者が
「ハリウッドに媚びずに中国で市場をつくればいい」
と言っていたがグッド
需要のある作品だけ作るというのは
消費者に新たな感性への出会いを提供くす玉するという
クリエーターとしての社会的役割炎から考えると

関係者が嫌ったハリウッドに媚びるのと
どう違うかと思うガーン



ただ芸術やエンターテイメントなども商業である以上
資金調達などの関係から
キラキラ経済主体が関るのはいいことだ思う
今回は投資会社が主体だった


ルネサンス期、貴族がパトロンとなって
絵師に援助し教会に絵を描かせた時から
芸術さえもお金と切っても切れない縁となったと思うからグッド


その一点で今回の電影革命の衝撃は
とっても経済らしくてよかったキラキラ


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