読書:日本の雇用終了~労働局のあっせん事例から

カテゴリー │労働・雇用問題等々金融商品の格付け本の感想

昨日は岡崎と長良川で花火大会花火
が、今年は大学時代の友人たちとご飯のため静岡へキラキラ

終電で帰宅し、やはり愛知は暑すぎ炎
静岡戻りたいと思う今日この頃汗

今月もせっせと通勤電車用の本を購入ニコニコ
読書:日本の雇用終了~労働局のあっせん事例から


『日本の雇用終了-労働局のあっせん事例から』(独法労働政策研究・研修機構2012年)と
『小説トリプルA上下』(黒木亮)キラキラ

J-LPT第2期プロジェクトによる日本の雇用終了は
判例等で整った解雇4要件によって日本の解雇規制は厳しいと
言われてる中で、実際の労働の現場では、膨大な数の解雇による雇用終了が起きてるキラキラ

その中でも世の中から消えずに、厚労省の地方支部局である各県労働局の
個別労働紛争のあっせん窓口(労使間のトラブルに対し双方を調整し国が助言する)にきた
実際の事例から解雇の現実を明らかにするという研究向けの本書ニコニコ

まず驚いたのが、本書で取り上げられる事例の多さと中身キラキラ
従来は労働局のあっせんに関しては統計的な数しか公表されていないが
本書は、内部の職員しか知りえない実際の事例を基にしてる点でとても具体的キラキラ


取り上げられる事例も多く、カテゴリー別になっていて、また一部の事例にかんしては
考察もあり、非常に参考になるキラキラ
あとは解決金の金額等もね汗

これを読むと様々なケースがあり
こういう理由でやめたり、やめさせれるんだ~とある意味、面白いキラキラ

中には労働者に問題があるのでは、と思われるケースもあるが
あっせんにより事態を収拾したい企業が解決金を支払ったりと
労務管理の難しさを感じ取れる汗

これは、研究者だけでなく、多くの企業の人事担当者や
労働者自身にも参考になるのではないのかと思うニコニコ

結局、雇用関係というのは労使間(私人間)の契約である以上
国は、必要最低限しか関与できないので


万が一のためにも労働者の方に
労働法や判例等に関しての知識等が求めれらていると思うニコニコ
(会社と裁判するお金と気力があるなら別だが汗


『トリプルA』は、サブプライムローンを機に前々から格付けに疑問がある自分としては
非常にドンピシャなような小説キラキラ

気長に読んでいこうかと思う人差し指









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